女性の多くが悩んでいる冷え性。
冷え性はもともとの体質のほか、冬の冷たい気温やエアコンなど、生活の中での冷えにさらされることによって起こります。
冷え性はさまざまな体調不良の原因にもなりますし、さらには生理不順や妊娠力の低下など、女性の身体に様々な影響を及ぼします。
今回は、冷え性を改善するためにどのように対策すればよいのか、おすすめの解消法をご紹介します。
おすすめの冷え性対策・改善方法
塩分を控える
食生活が乱れていたり、飲み会が続いたりすると、どうしても塩分を過剰に摂取しがちです。
塩分をとりすぎると、腎臓に負担がかかり、むくみや冷え性という体の不調につながります。
体が冷えやすい人は、食生活を見直し、塩分控えめの食事を心がけましょう。
毎日ストレッチをする
冷えを感じる部分というのは、血流が滞っている部分です。
手や足など末端が冷えるという方や、座りっぱなし、または立ちっぱなしで下半身が冷えるなど、部分的な冷えを感じる方にはストレッチが効果的です。
足を回したり、指を動かしたりするだけでも、ぽかぽかと温まってきますよ。
道具もいらないので、オフィスでも休憩時間に簡単に取り入れられます。
体を冷やさない
体を冷やさないことは冷え性改善の基本です。
ただ、エアコンが効きすぎていたり、屋外と屋内の温度差がありすぎたりするなど、環境面での改善がなかなか難しい場合もあります。
カーディガンなどの羽織物を一枚もって、寒暖差に合わせて着脱できるようにしたり、ストールなどを巻いたりするとよいでしょう。
太い血管が通っていて、体をあたためる効果のある「首」の付く部分、首、手首、足首などを覆うと効果的です。
筋肉量を増やす
冷え性がつらい方は、運動不足の方がとても多いです。
冷え性を改善するためには筋肉量を増やす必要があります。
男性に冷え性が少ないのは、女性よりも相対的に筋肉量が多く、発生する熱量や基礎代謝が高いということが原因だと考えられています。
頑固な冷え症には、ストレッチだけでなく、積極的に体を動かすように心がけましょう。
ウォーキングなど手軽なものから始めてみてくださいね。
締めつけのキツイ服を着ない
女性ならではの原因として、スタイルをよく見せるためにきつめの下着を着たり、スタイル補正用の下着を身に着けたりしている人がいます。
日常的に体を締め付けていると、血流が流れにくくなり冷え性につながることがあります。
むくみとりで人気の着圧ソックスも、着用しすぎは冷え性になることがありますので、説明書に書いてある既定の時間どおりに着用しましょう。